2021年1月の放送は、前半「江差いにしえ資源研究会」代表の室谷元男さん。
室谷さんのこれまでの活動については、この後で紹介している。
今回は、室谷さんの紹介で江差追分会館の元館長・松村隆氏(95才)のお話を紹介する。
松村さんは著書『江戸花街風土記』(2021.1月文芸社発行)から、江差の庶民文化、芸能について語っている。
かって江差の浜小屋は、北前船で賑わう花街の中心にあり、何十軒もの茶屋があった。 この花街にあった芸が江差の文化の根源になり、これが江差追分へと発展していったという。
この表紙は300年前の江差屏風で、この町で暮らしに根付いた人々の生き様を松村さんは詳しく語っている。
松村隆氏の書籍(明楽さん提供)
以下は、2017年11月と12月そして2018年8月3回の放送をまとめたもの。
掲載の写真は ゲスト室谷元男さん提供。

明楽さんと右の室谷さん
室谷さんは、毎年8月9日から11日まである「姥神大神宮渡御祭」も語っている。
披露される、武者人形、能楽人形、文楽人形、歌舞伎人形は、時代を反映した人物で製作され、豪華13台の「ヤマ」が使われ、地区の宝物として各町内で大切に管理していた。

毎年、夏休みに合わせ子供達が練習する等、町全体でこの祭りを支え、江差で生まれ育った人は、「この祭りに合わせ帰郷する人は多い」と、江差から坂越に来られた江差コンベンション協会の西海谷さんもこの放送で語っている。


毎年、夏休みに合わせ子供達が練習する等、町全体でこの祭りを支え、江差で生まれ育った人は、「この祭りに合わせ帰郷する人は多い」と、江差から坂越に来られた江差コンベンション協会の西海谷さんもこの放送で語っている。



