すすめ北前船

北海道発のFM放送「チエンバリスト明楽みゆきの浪漫紀行」の「すすめ北前船」を瀬戸内海からFBとブログで発信しています

「すすめ北前船」第22回(北前船寄港地フォーラム2)す

「すすめ北前船」第22回(北前船寄港地フォーラムin坂井市三国湊)

 これは「チエンバリスト明楽みゆきの浪漫紀行」の前半と、後半の特別コーナ『進め北前船』を再構成したものです。

 第24回北前船寄港地フォーラムin坂井市三国湊の2日間を放送から紹介します。

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 前半の放送で、1日目の全国北前船研究交流セミナーを私が案内しています。
 セミナーは、日本遺産に登録された38市町の各ブロックから北前船の研究家の発表の場になりました。

 小樽商科大の高野宏康学術研究員は、北前船で北海道まで運ばれた若狭瓦を発見し、30センチ程の若狭瓦を南越前町に贈呈していました。
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 尾道市の西井亨学芸員は、全国の寄港地に残されている「こま犬」等の石の石造物から尾道北前船を紹介しています。

 パネルディスカッションは、日本遺産審議委員の丁野明氏のコーディネーターで進行しました。
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 ここでは、この前に発表された「瓦」や「こま犬」の事例から、北前船の各寄港地に残る石造物、絵馬等をデータベース化の提案をしたのが、作家で北前船研究者の加藤貞仁さんでした。

 
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加藤さんは、延べ80日かけ全国の北前船寄港地を写真家(鐙啓記氏)と納沙布岬等を取材し出版した経験からの提案だと感じました。


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その後のレセプションで、加藤さんの『北前船 寄港地と交易の物語』にあった、坂越の北前船の足跡、秋田の写真家の鐙さんの話をしました

 


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特設ブースで、北前コーヒーをいただきました。

 後半の『進め!北前船』のゲストは、坂井市観光連盟の大和久米登さんでした。
 2日目は、観光振興をテーマにしたパネルディスカッションで、パネラーとして活発に発言していたのが大和会長でした。
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(大連でのレセプションでの大和会長と)
 大和さん経営の大和甘林堂は、300年近く続く和菓子屋さんで、和菓子も北前船の積み荷だったと、明楽さんが北前船の積み荷から川崎舟発祥の地として九頭竜川の話をしています。

 この大和甘林堂は、「大和丈助」が三国湊に出入り盛んな千石船(北前船)で持ち込まれた珍品砂糖にその原点があったとHPにありました。
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 三国湊は、北前船の時代以前から近江商人が活躍していた港町でその繁栄は、明治に入っても続いていたので、北陸本線の鉄道開通の障害になったと語っています。

 これで時間が止まりむかしの町並みが残ったと紹介しています。

 また、三国湊の歴史を生かした「まち起こし」で、坂井市、商工会議所、観光連盟が三位一体となって活動している事への問いに、

 20年前、三国湊の歴史や文化遺産を生かした観光への取り組みでの、賑わいは一時的で、合併もありこの時の危機感がそれぞれにいい影響したのではないかと語っていました。

 
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(長岡の北前船寄港地フォーラムでの大和さんと坂井市の方々)

 それは、大和さんの三国湊への想いから、多くの関係機関や企業等の協力を得られたのだのだと感じました。
 これが国土大臣賞、港町認定、日本遺産認定、そして北前船寄港地フォーラム開催につながります。

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 今後は、20万人がくる三国祭や三国節そして日本遺産認定をベースにて、全国に発信し皆さんに知って頂きたいと語っていました。
 

 2日間のレセプション最後は、江差木村香澄さんが江差追分、三国からは三国節とその踊りの披露がありました。

  このFMの放送は、毎週金曜日14時から札幌しろいし局から放送されています。

   その後、ラジオ七尾を皮切りに北前船寄港地13局で放送されています。
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